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アリスの可変定電圧ミニ・レギュレーター(miniReg2) キットの説明
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3.3V
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5V
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12V
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15V
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R(R)
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20kR
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47kR
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91kR
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75kR
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R(L)
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62kR
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47kR
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24kR
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15kR
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3.3V
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5V
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12V
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15V
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R(R)
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51kR
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33kR
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56kR
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110kR
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R(L)
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62kR
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22kR
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13kR
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20kR
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-3.3V
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-5V
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-12V
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-15V
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R(R)
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62kR
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22kR
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13kR
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20kR
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R(L)
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51kR
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33kR
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56kR
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110kR
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アリス 「レギュレーターの安全を確保しながら性能を引き出すには突入電流についての基本的知識が必要です。
自作を始めたばかりの方に参考になるかもしれません。」
【頒布について】
アリス 「ご注文はオーダーについてをご利用ください。」
※このキットは選択の幅を広げるためにトランジスターを付属していません。
本キットを完成させるには小信号用トランジスターとパワートランジスターが別途必要なことにご注意ください。
miniReg(+)にはnpnトランジスター、miniReg(-)にはpnpトランジスターを使用します。
スペルミスがあります。×nimiReg⇒◎miniReg そのうち直します…orz
@miniReg2(+)
内容
基板(幅17o 高さ36o)……一枚 ※相手基板に実装時の高さは37.3o(突起含む)になります。スペーサーを外すと36oです。
シャントレギュレーター(TL431)……1個
NPN小信号用トランジスター……1個
保護ダイオード……1個
金属被膜抵抗……3本(33Ω、1kΩ、4.7kΩ)
可変抵抗(100kΩ)……1個
フィルムコンデンサー(0.01uF)……1個
ジャンパーポスト……1個
ジャンパーピン……1個
L字ピンヘッダー……1個
丸ピンソケット……1個※上記の他にNPN型のパワートランジスターが必要です。用途にあわせて入手してください。
必要な消費電流のおよそ3倍の最大コレクター電流のトランジスターが良いでしょう。
パワートランジスターはTO126かTO220パッケージのものを実装できます。
AminiReg2(-)
内容
基板(幅17o 高さ36o)……一枚 ※相手基板に実装時の高さは37.3o(突起含む)になります。スペーサーを外すと36oです。
シャントレギュレーター(TL431)……1個
PNP小信号用トランジスター……1個
保護ダイオード……1個
金属被膜抵抗……3本(33Ω、1kΩ、4.7kΩ)
可変抵抗(100kΩ)……1個
フィルムコンデンサー(0.01uF)……1個
ジャンパーポスト……1個
ジャンパーピン……1個
L字ピンヘッダー……1個
丸ピンソケット……1個※上記の他にPNP型のパワートランジスターが必要です。用途にあわせて入手してください。
必要な消費電流のおよそ3倍の最大コレクター電流のトランジスターが良いでしょう。
パワートランジスターはTO126かTO220パッケージのものを実装できます。
【製作例と注意点】
(実装例)
部品表 ※miniReg(+)、miniReg(-) 共通
IC…シャントレギュレーター TL431
R1…金属被膜抵抗 4.7kΩ
R2…金属被膜抵抗 33Ω
R3…金属被膜抵抗 1kΩ
VR…可変抵抗 100kΩ
C…フィルムコンデンサー 0.01μF
D…保護ダイオード
Q1…パワートランジスター
Q2…小信号用トランジスター
他…L字ピンヘッダー(入出力用)、ジャンパーポスト&ジャンパーピン(non-NFB/NFB切り替え用)
丸ピンソケット(小信号用トランジスターの差し換え用ソケット)
基板裏の配線部が放熱フィンとショートしないように、ハンダ、リード線を短く切除しておきます。
ATO−126パッケージとTO−220パッケージのトランジスターはピン配置が逆
TO−126は表が見える向きで。
TO−220は裏が見える向きで。ちょっときつめなので、やや強く押し込みます。
感覚としては画鋲を押し込むくらいのキモチで…。抜くことはできますので、ぐーっと、いっちゃってください。
また、VRを基板裏に取り付けると、トランジスターと高さがそろうので放熱フィンの取り付けに都合が良い場合があります。
特殊な使い方ですが、miniReg2は1.5V程度の低ドロップ電圧でも使用することができます。
但し、その場合は安全確保の条件がシビアになりますので、この項目を参考にして充分に注意してください。
(方法)
R3を1kΩから180Ωに変更します。
(制限事項)
R3の抵抗値を低くするとTL431に流れる電流が増えるため、定格・発熱への配慮が必要になります。
出力電圧の調整中に許容値を超える場合があることを考慮しなければなりません。
TL431の最大許容電流は100mA、TO−92パッケージなので発熱は400mW以下が望ましいでしょう。(もう少しいけますが。)
miniReg2の回路では、TL431のC:カソード電圧がminiReg2への入力電圧のちょうど半分のときに最も発熱量が大きくなります。
お使いの条件に合わせて安全圏を計算してください。
(計算がメンドクサイ場合)
入力電圧が17V以下であれば全出力電圧にわたって安全圏内です。
出力トランジスターのQ1をダーリントントランジスターに変更することでnon-NFBモード時の最低出力電圧を下げることが出来ます。
NFBモード時の最低出力電圧はいづれにしても約2.5Vとなります。
実験ではQ1に2SC4811を使用した場合、入力=5V、負荷=1kΩの状態(VoutとGNDの間に負荷抵抗として1kΩを接続した状態)
で最低出力電圧は約0.9Vとなりました。
アリス 「というわけで、パーツを基板に半田付けして、ユーザーの責任と判断のもと、充分に注意してご使用ください。
本製品の製作・使用等に伴う事故や損害等につきましては、こちらでは一切の責任を負いませんので、あらかじめご承知置きくださいね。」