ユーザーの作例投稿コーナー
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今回もRaspberryPi のフル・リニア電源化の作例を頂戴しました。
電源ユニットをセパレートとしたシステムですね。
RasPiの改造に際してネックとなる部品の取り外しにヒートガンを使うというアイディアを提案なさってます。
体験した方は既にお分かりだと思いますが、フル・リニア電源化された RasPi はオーディオマシンとして大きな可能性を感じさせるものです。
今回のご投稿内容も同様のことにチャレンジしている方々にとても参考になるものと思います。
元記事はこちらです → 上級コース
: さらに RaspberryPi を改造してみましょう。
使用キットはこちらです → 改造
RaspberryPi 2B 専用ディスクリート・リニア電源キット(上級)
(2017.9)
川口市のKさんよりいただきました。
システム全体
■ 概 要
Raspi本体と電源部をコネクタ接続により分離しました。
これは利便性を優先したもので、本体裏側に穴が開いていて裏返せばすぐにSDカードにアクセスできるようにしてあります。
大きな箱を引っ張り出して蓋あけてというのは面倒ですで・・・。
そのために禁を破って大分配線を引き延ばしてしまいましたが(一応本体内でコンデンサで受けています)
動作に問題もなく音質改善効果もありましたので自分では良しとしています。
DACはnew_western_elecさんのSabreBerry32を乗っけています。
DACにも個別に給電しています。
■ 音 質
いい音です。
改造前はやや硬質で長時間のリスニングは厳しいものがありましたが
改造後は音場の見通しが良くなり刺々しさがなくなり安心して音楽に浸れるようになりました。
■部品の取外しについて
部品の取外しですがコテで外す自信がなかったので自己流でやりました。
取り外す部品をピンセットでつまみ、少し基板を持ち上げ細いノズルを付けたヒートガンでなるべくピンポイントに熱します。
半田が融点に達すると基板の重みで部品が取れますのですぐに風を当てるのをやめます。
(やり過ぎると周囲の部品が全て風で飛ぶと思います)
これを繰り返しはずしました。ものの5分もかからず全部綺麗に取れましたのでうまくいったと思っています。
(以下、編者による記述)
製作に手慣れてらっしゃいますね。
端子処理など手間のかかることがしっかりと行われています。
こうやってつくり上げられたマシーンは長く活躍してくれるのではないでしょうか。
川口市のKさん、貴重な作例情報をありがとうございました。