【 DAC用 I/V変換 差動合成回路(&プリアンプ出力)
】
(実用目的)
・電流出力型のDACチップからラインレベル信号を生成する。
・任意の音量に調整してライン信号をローインピーダンスでパワーアンプに送り出す。
(ALP−mkIIで目指すメリット)
・ディスクリート初段回路による高感度でローノイズな音質
・充実した電源システムとレギュレーターのチューニングによる高S/Nで味わい深い音質
アリス 「高品質なDACチップはそのほとんどが電流出力型で、
電流信号を電圧信号に高精度に変換する 『 I/V変換 差動合成回路 』 が必要になります。
電流出力と電圧出力を切り替えられるチップもありますが、電流出力で使い、
外部に高品質なIV変換回路を用意したほうが音のクオリティーは高くなります。
ALP−mkIIを応用することでDACに用いるハイクオリティーなI/V変換 差動合成回路を作ることができます。
ALP−mkIIは音量調整を行ったうえでローインピーダンスで音声信号を送り出せますから、
長いラインケーブルの駆動にも耐えられますし、音量調整機構のないパワーアンプに直接つなぐことも出来ます。
また、ALP−mkIIで音量調整を行うことは、
DACチップのデジタルアッテネーターを使用するよりもS/N比で有利になります。」
【 セッティング例 】
- ALP−mkIIはバランス入力モードで使い、IC11に双回路オペアンプを実装します。
- 音量調整出力が可能なので、パワーアンプにダイレクトに接続できます。

※E17、E18、E1Fについて、次の画像のように基板裏でワイヤリングします。
